TikTok広告を利用して成功をした企業のさまざまな成功事例
2021.11.24
TikTok広告を利用して、自社の宣伝をする企業が増えています。TikTok広告は、幅広い種類の企業が利用できるサービスです。ここでは、TikTok広告を利用して成功した企業の事例について、詳しく紹介します。
事例①:製菓会社
TikTok広告を利用して成功した例として紹介できるのが、ある製菓会社の広告です。この会社では毎年11月の某日を自社の商品の記念日にしています。この記念日に合わせて開催するイベントとして開催されたのが、TikTok広告のキャンペーンです。このキャンペーンでは一般の視聴者からこの会社の商品をテーマにした映像を募集し、選ばれた作品を渋谷の大型ビジョンで放映するという試みが行われました。このキャンペーンの反響は非常に大きく、募集が開始されてから5日間だけで2万件以上の動画が投稿され、動画の視聴回数は2700万回を超えました。
事例②:ファーストフード店
ファーストフード店も、TikTok広告を使うことで成功を収めています。あるハンバーガーショップでは、販売しているフライドポテトが揚がった時の音に合わせて、ダンスを踊りながら商品を食べるという映像を作りました。それを広告として使用したことから、大きく注目されました。
事例③:イベント宣伝
2018年に開催されたある音楽イベントでは、イベントに参加するダンスユニットが出演する動画を作成。さらにイベントの公式楽曲を、動画を使って一般から募集し、入選者にイベントチケットやTシャツなどの商品がプレゼントされるキャンペーンを行いました。またイベント出演者もTikTokで話題となったアーティストが名前を連ね、結果としてイベントも成功のうちに幕を閉じることとなったのです。
事例④:コンビニエンスストア
あるコンビニエンスストアでは、店内で販売しているフライドチキンの宣伝をTikTok広告でおこなって成功を収めました。この企業は、音楽に合わせてフライドチキンを食べる動画を一般から募集し、多くの方に注目されました。特に反響が大きかったのが、指をアルファベットの形にして踊るダンスです。誰にでもできてかわいらしいことから、若い女性から人気を集めました。こうした宣伝の効果で、店舗の売上も大幅に上昇したとのことです。
事例⑤:地方企業の取り組み
人口108万人の山形県にある自動車販売店のフォロワー数は、なんと10万人。同社全国すべての販売店において第1位を誇ります。その投稿内容は、販売している自動車の機能を説明するタイプの動画や、山形県の風景を背景にして自動車を走らせる映像の動画、また山形の方言を使って自動車の説明を行う、といったものでした。地域色を前面に押し出した動画を投稿することで注目を集めることに成功したのです。
このように地方企業がTikTokを利用した宣伝に力を入れる事例は近年急増しています。別ジャンルの企業の例を挙げると、果物を使用した大福を販売しているとある地方企業です。当時TikTokで流行していた言葉を使用したTikTok動画や、ショーケースに販売している大福を並べて、どれを食べたいか視聴者にアンケートを実施する動画を作成して話題を呼び、企業の認知につなげています。
TikTok広告は、さまざまな業種の企業に利用されています。特徴として「商品とキャンペーン実施に非常に親和性が高い」という側面が挙げられるでしょう。また、普段見えづらい地方企業がTikTokを利用して認知向上につなげたりするなど、まだまだ様々な利用法が見つけられるSNSです。