YouTubeチャンネル開設!そのメリットとデメリットとは?

2021.11.25

YouTubeチャンネルを、マーケティングの一手法として導入する企業が増えています。メリットはもちろん、デメリットもあることを前提に、活用や展開を戦略的に検討することが大事です。

企業が開設するYouTubeチャンネルとは何か

企業が主催するYouTubeチャンネルとは、自社アカウントを取得して動画などのコンテンツを制作し、情報発信するチャンネルのことです。一般ユーザーのチャンネルと同様に、チャンネルの目的や趣旨に合ったコンテンツを配信したり、YouTubeに出稿する広告用動画を保管するなどの用途で運営されます。

企業のYouTubeチャンネルで配信される動画には、自社の商品の紹介がイメージしやすいかと思います。
しかし、そのほかにもテキストや静止画だけでは伝わりにくい、商品の素材、活用方法、製造工程や原材料のこだわりを紹介するものなど、商品の魅力の伝え方もさまざまです。
また、企業のブランディングのために運用されているチャンネルもあり、多彩な目的に対応しています。
社内でチャンネルのコンセプトを明確にし、コンセプトにそった動画を配信することがポイントです。

世界中の幅広い年代へリーチできる点が魅力

YouTubeの視聴者は全世界で20億人、日本国内に限っては6500万人を超えたそうです。概ね10代から40代が視聴者のコア層ですが、中高年以上の視聴者も増えつつあり、幅広い世代にリーチ可能です。チャンネルのターゲットとなる視聴者層を明確にすることは忘れてはいけませんが、コンテンツを工夫すれば、普段リーチできない層に訴求することも可能です。

YouTubeチャンネルを運営することで、ファンを獲得できる

YouTubeの動画を通して、これまで企業や企業の商品を知らなかった視聴者へも、YouTubeをきっかけにリーチする可能性が高くなります。企業や自社商品に親近感を持ってもらえるので、視聴者がファンになってくれる可能性もあります。また、動画のコメント欄の活用もファンの獲得に繋がります。コメント欄を使って返信したり、新たな動画でコメントに触れるなどして、視聴者との距離をより近くすることができます。チャンネル運営では、すぐに売上を上げることを目指すのではなく、長期的な視点で、ファンを増やすことが重要です。ファンが増えると、その分PRやイベントへの集客につながるなど、結果として、コンバージョンにつなげる事が期待できます。

公開したコンテンツの効果測定が可能

動画公開後にYouTubeアナリティクスを使用すれば、視聴者の属性や視聴時間などの情報が数値化されます。視聴者の関心を引くものであったか、想定する顧客層にリーチできたかなども、分析して次回作にいかせることができます。

最近ではYouTubeの検索結果からの流入も増えている

かつてのキーワード検索は、検索エンジンを経由することが大半でした。最近ではYouTubeでの情報検索が増加しています。また、検索エンジンでの検索においても、YouTubeチャンネルの動画がヒットすることは一般的になりつつあります。動画はテキストよりも情報量が圧倒的に多く、商品へのこだわりや、商品にこめられた思いなど、商品パッケージやwebサイトでは伝えきれない内容をアピールするのにも最適です。また、商品を購入する際、本当に自分のニーズに合っている商品かどうかを、確認してから購入したい、という声が多いというのも事実です。購入への最後の一押しにも、動画を活用するメリットはあるといえます。

SEO対策の一環として、YouTubeチャンネルに注目

気になる商品やサービスが見つかった際、YouTubeで検索するユーザーが増えてきました。SEO対策の一環としても、YouTubeチャンネルを活用するメリットは大きいです。

YouTubeチャンネル開設のデメリットにも注意

YouTubeチャンネルを運用するデメリットとして、人・モノ・時間のコストがかさむ点が挙げられます。専門機材や専門部署の設置・人材確保などが必要になることは珍しくありません。高い品質を求めるなら撮影スタジオを確保したり、動画の構成やシナリオを用意することも必要です。YouTubeチャンネルを開設する前に、一連の初期費用や運営費用などを計算し、費用対効果を社内で検討することをお勧めします。

やみくもに動画を公開するのは要注意

YouTubeチャンネルでお金と人員を投入して動画を公開しても、期待している効果がでるとは限りません。少なくとも半年〜1年ほどのタイムスパンで考えましょう。

すぐに効果を得ようと焦り、やみくもに質の低い動画を公開し続けた結果、かえって企業の印象を下げてしまう可能性も否定できません。

YouTubeチャンネルを運用するにはポイントがある

YouTubeチャンネルで成功する確率を高めるには、ターゲットとコンセプトを設定することが重要です。リーチしたいターゲットが不明確では、ユーザーの興味や関心を引く動画を制作することは難しくなってしまいます。そして、顧客視点でコンテンツに向き合うことが大切です。自社商品をアピールするだけでは、ユーザーの購買意欲を高めるのは困難です。顧客が求めているものを、配信するコンテンツに反映するという姿勢が必要です。

長期的視点で運用する気構えで向き合う

YouTubeチャンネルですぐに効果が出るのは稀です。ユーザーの反応を見ながら改善を重ねて、ブラッシュアップをしていくなかで、視聴者の心を打つ魅力的なコンテンツができていくのです。

YouTubeチャンネルの特性を踏まえれば、マーケティングに活用できる

YouTubeチャンネルを、マーケティング戦略の一環として採用する企業が増えています。プロモーションだけでなくコミュニケーションの手段となっていて、活用の幅は広がっています。成果につなげるにはメリットとデメリットを認識し、コンセプトとターゲットを設定し、長期的な視点で、改善を重ねていく姿勢が大切です。