ゲーム動画配信で自称YouTuber逮捕―――一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)発表

一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は18日、人気ゲームシリーズの全容がわかる「ネタバレ」動画をYouTube上で公開した自称YouTuberの男が、著作権法の疑いで逮捕されたと発表しました。(URL:https://coda-cj.jp/news/1531/

 発表によると、宮城県警と南三陸警察署は、17日にYouTubeを通じてゲームのプレイ動画やアニメを権利者に無断で公開したとして男性1名を逮捕しました。男性は2022年に人気ゲーム「シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん」のエンディングを含む動画をYouTubeにアップロードし広告収益を得ていたとのことです。またそれ以外にも、人気アニメ「シュタインズ・ゲート」「SPY×FAMILY」を権利者に無断で編集・字幕などを付けたいわゆる「ファストコンテンツ」を配信していた疑いが持たれています。

 映画・アニメ・ゲームなどを動画としてアップロードする際には原則として権利者の許諾を得る必要がありますが、近年こうしたコンテンツを編集して内容が短時間で分かるようにした「ファストコンテンツ」を配信する行為が問題視されており、2021年には全国で初めて男女2名が摘発。2022年には有罪が確定し、総額5億円の賠償を命じられています。(URL:NHK「ファスト映画」公開の2人に総額5億円の賠償命じる 東京地裁―https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221117/k10013894661000.html

 CODAは発表の中で「ゲームメーカー各社や各ゲームでガイドラインが定め、プレイ動画のアップロードを認めているケースも増えており、許可された内容に従えばゲームプレイ動画をアップロードすることができる場合もあります」としながらも「極めて悪質な事例であったため、このような対応となりました。アニメについても、ファスト映画事件同様、クリエイターらが時間、労力、費用をかけて制作した著作物を無許諾で加工、アップロードして広告費を得る行為は決して許されません」とコメント。「今後とも引き続き日本コンテンツの不正利用の一掃と著作権の適正な保護に努めてまいります」としています。

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